セルフケアの方法
ここで紹介する鍼灸のツボは、姿勢を維持する筋肉に生じやすい腰痛、首痛、肩こり、片頭痛のトリガーポイント(圧痛点)を押圧するのに良いものを選んでいます。これらを参考に、自分でトリガーポイントを探すのも指圧器アツシの楽しみ方です。トリガーポイントについては、本やインターネットでも詳しい情報が多数出ています。
夜、目覚めて寝にくいときなどは、手探りで圧痛点を探し、2~3分で近くのポイントへ移ると、イタ気持ちよさで副交感神経優位となって薬を使わずに眠りにつく助けとなります。
アツシの使用法
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大よそで位置を合わせて
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体を浮かせてレバーで微調整
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体の力を抜いて押圧
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長くとも2~3分で近くのトリガーポイントへ移動
注意点
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ベッドが柔らかすぎる場合は、アツシが沈み過ぎないようクッションなどを下に敷いて調整して下さい。
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滑りやすいときは、タオルの上にアツシを置くとよいです。
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体が反り返って苦しいときは、座布団などで調節してください。
体の土台のお尻からのケアがおすすめ
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からだの土台である仙骨の支え方をよくすると、腰痛、座骨神経痛をはじめとするあらゆる不調が改善する可能性があります。
整体院では 仙骨の腸骨への「はまり方」から治すところが 多いようです。
ここが体の土台。


臀中(でんちゅう)のツボをアツシで押圧しましょう。
臀中のツボはお尻の筋肉(大殿筋)のほぼ真ん中。20秒以内から始め、奥にある梨状筋まで届かせましょう。下半身の血行を良くする効果もあります。
お尻の筋肉の起始腱をアツシで刺激しましょう。

起始腱は、筋肉がからだの中心側の骨につく腱のことです。このラインを参考にトリガーポイントを探しましょう。
起始腱を刺激された筋肉が活性化し、下半身が軽くなります。(もっと詳しく)
特に大殿筋の起始腱の刺激は、背骨を支えるからだの土台を整えるのに役立ちます。
リラックスして押圧を奥まで届かせましょう

●を目安に力を抜いて押圧しましょう
つらい腰痛を感じるのは 脊柱起立筋群と いわれる中間層の筋肉。

その奥には大腰筋の起始腱があり、押圧はずっと奥まで効かせる必要があるのです。
気持ちよい場所を探し、脱力してじっくり最初は20秒以内。
![腰ツボ写真[830].jpg](https://static.wixstatic.com/media/4664e1_308cec9b52bd41b9a2f28ef62c57e0a2~mv2.jpg/v1/fill/w_276,h_237,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_avif,quality_auto/%E8%85%B0%E3%83%84%E3%83%9C%E5%86%99%E7%9C%9F%5B830%5D.jpg)
指圧のツボをローテーションしながら押圧すると腰痛が楽になります。
大腰筋まで届かせる ツボは腎愈、三焦愈。
1か所の押圧を 続けすぎると 筋肉を傷めます。 体が慣れるまでは20秒以内で他のツボ(志室) お尻のツボと ローテしましょう。

腰痛、座骨神経痛のケアはストレッチとセットで (無理せずゆっくり)
太ももの裏 太ももの前のストレッチが有効です。
